2025年(第33回)鍼灸師国家試験過去問一覧

問題 42025年医療概論午前

パターナリズムに基づいている行為はどれか。

  1. 治療方針は医療者が決める。
  2. 個人情報の保護に取り組む。
  3. 患者の自己決定権を尊重する。
  4. 患者が治療内容の説明を受ける。
正解:1
問題 52025年衛生学午前

疾病予防に関するハイリスクアプローチでないのはどれか。

  1. 喫煙者に禁煙指導の実施
  2. 市民を対象としたウォーキング大会の実施
  3. 糖尿病予備群に運動指導の実施
  4. 塩分摂取量が多い者に食事指導の実施
正解:2
問題 122025年関係法規午前

あはき法で、施術所の構造設備の基準として誤っているのはどれか。

  1. 6.6平方メートル以上の専用の施術室を有する。
  2. 3.3平方メートル以上の待合室を有する。
  3. 施術器具や手指などの消毒設備を有する。
  4. 施術室は室面積の9分の1以上に相当する部分を外気に開放し得る。
正解:4
問題 132025年関係法規午前

あはき法で、都道府県知事は施術者に対し、衛生上害を生ずるおそれがあると認めるときは、その業務に関して必要な指示ができる。この指示に関して都道府県知事に意見を述べることができるのはどれか。

  1. 医師の団体
  2. 厚生労働大臣
  3. はり師、きゅう師の団体
  4. 保健所長
正解:1
問題 142025年関係法規午前

法律と定義されている事項の組合せで正しいのはどれか。

  1. 医療法───要介護認定区分
  2. 地域保健法───助産所
  3. 医薬品医療機器等法──管理医療機器
  4. 生活保護法──国民健康保険
正解:3
問題 152025年解剖生理学午前

筋細胞について正しいのはどれか。

  1. 平滑筋細胞は介在板で連結する。
  2. 心筋細胞は大動脈壁に広く分布する。
  3. 心筋細胞は細胞間にギャップ結合をもつ。
  4. 筋小胞体には高濃度のナトリウムイオンが含まれる。
正解:3
問題 162025年解剖生理学午前

下肢の骨について正しいのはどれか。

  1. 粗線は大腿骨体の前面にある。
  2. 内側顆は脛骨の遠位端内側にある。
  3. 脛腓関節は脛骨と腓骨の遠位端にある。
  4. 小転子は大腿骨頸基部の内側下方にある。
正解:4
問題 172025年解剖生理学午前

頭蓋冠について正しいのはどれか。

  1. 新生児の前頭骨は左右に分かれている。
  2. 新生児の前頭骨と頭頂骨の間に小泉門がある。
  3. 成人の左右の頭頂骨の間に冠状縫合がある。
  4. 成人の前頭骨と頭頂骨の間にラムダ縫合がある。
正解:1
問題 182025年解剖生理学午前

卵巣について正しいのはどれか。

  1. 卵巣内で受精が行われる。
  2. 卵巣動脈は内腸骨動脈の枝である。
  3. 固有卵巣索を卵巣動静脈が走行する。
  4. 卵巣は卵巣提索によって骨盤側壁に固定される。
正解:4
問題 192025年解剖生理学午前

頸部の筋について正しいのはどれか。

  1. 前斜角筋は鎖骨に停止する。
  2. 広頸筋は頸神経で支配される。
  3. 前斜角筋と中斜角筋の間を腕神経叢が通る。
  4. 後頭下筋群は第1頸神経の前枝で支配される。
正解:3
問題 232025年解剖生理学午前

交感神経について正しいのはどれか。

  1. 瞳孔括約筋を支配する。
  2. 節前線維は白交通枝を通る。
  3. 節後線維はアドレナリンを分泌する。
  4. 節前ニューロンの細胞体は脊髄前角に位置する。
正解:2
問題 242025年解剖生理学午前

血漿について正しいのはどれか。

  1. 鮮紅色の液体である。
  2. 血漿蛋白の大部分は骨髄で合成される。
  3. アルブミンは浸透圧の維持に働く。
  4. フィブリノゲンは栄養状態の指標となる。
正解:3
問題 282025年解剖生理学午前

ホメオスタシスについて正しいのはどれか。

  1. 1日の尿量は成人で約400mLである。
  2. 血液のpHは約7.4である。
  3. 細胞外液の浸透圧は3%食塩水に等しい。
  4. 細胞内液は体液の約15%を占める。
正解:2
問題 292025年解剖生理学午前

インスリンについて正しいのはどれか。

  1. 肝臓で産生される。
  2. グリコーゲンの分解を促進する。
  3. 血糖値が上昇すると分泌が抑制される。
  4. 細胞内へのグルコースの取り込みを促進する。
正解:4
問題 322025年解剖生理学午前

アキレス腱󠄁反射の反射弓について正しいのはどれか。

  1. 受容器は腱󠄁器官である。
  2. 求心性線維はⅠa群線維である。
  3. 遠心性線維はγ運動ニューロンである。
  4. 効果器は錘内筋である。
正解:2
問題 392025年臨床医学総論午前

睡眠障害について正しいのはどれか。

  1. 入眠障害とは途中で何度も目が覚めることである。
  2. 過眠症では夜間の睡眠時間が長くなる。
  3. 肥満は睡眠時無呼吸症候群の原因になる。
  4. むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)は早朝覚醒が特徴的である。
正解:3
問題 412025年臨床医学総論午前

身体計測について正しいのはどれか。

  1. 上腕周径は肘関節屈曲位で測る。
  2. 前腕周径は最大膨隆部で測る。
  3. 大腿周径は膝関節屈曲位で測る。
  4. 下腿周径は腓骨頭の高さで測る。
正解:2
問題 482025年臨床医学各論午前

ターミナルケアについて最も適切なのはどれか。

  1. 原疾患の根治を目標とする。
  2. 苦痛緩和を最大限検討する。
  3. 生活の質より延命を優先する。
  4. 治療方針の決定は医師と患者の家族で行う。
正解:2
問題 492025年臨床医学各論午前

食中毒の原因となる細菌と食品の組合せで正しいのはどれか。

  1. サルモネラ属──魚介類
  2. 腸炎ビブリオ──レバー
  3. カンピロバクター──鶏肉
  4. 腸管出血性大腸菌──鶏卵
正解:3
問題 512025年臨床医学各論午前

パニック発作について正しいのはどれか。

  1. 特定の社会状況で発作が起きる。
  2. 発作は数時間続く。
  3. 発作時の呼吸困難には酸素投与を行う。
  4. 治療には認知行動療法が有効である。
正解:4
問題 522025年臨床医学各論午前

小児のアトピー性皮膚炎について正しいのはどれか。

  1. 皮膚のバリア機能が亢進している。
  2. 湿疹は四肢大関節の屈側に認めることが多い。
  3. Ⅲ型アレルギーが関与している。
  4. 抗ヒスタミン薬の内服が第一選択である。
正解:2
問題 532025年臨床医学各論午前

抗酸菌感染症について正しいのはどれか。

  1. 肺結核の主な感染経路は飛沫感染である。
  2. 我が国の2022年の結核新規発症患者数は1,000人以下である。
  3. 非結核性抗酸菌は人から人に感染する。
  4. 非結核性抗酸菌症は難治性である。
正解:4
問題 572025年臨床医学各論午前

胃食道逆流症について正しいのはどれか。

  1. 食道下部輪走筋は緊張する。
  2. 食道内圧は上昇する。
  3. 食道下部扁平上皮は円柱上皮化する。
  4. 体重増加によって症状は改善する。
正解:3
問題 592025年臨床医学各論午前

炎症性腸疾患について正しいのはどれか。

  1. クローン病は大腸に限局する。
  2. 潰瘍性大腸炎は非連続性病変を示す。
  3. 食生活の欧米化により患者数が増加した。
  4. 赤沈は病勢を反映しない。
正解:3
問題 612025年臨床医学各論午前

内分泌疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。

  1. アジソン病──色素沈着
  2. バセドウ病──テタニー
  3. クッシング病──眼球突出
  4. 原発性アルドステロン症──満月様顔貌
正解:1
問題 672025年臨床医学各論午前

特発性血小板減少性紫斑病について最も適切なのはどれか。

  1. 筋肉内に血腫を生じるのが特徴的である。
  2. 血管に対する自己抗体によって発症する。
  3. 女性よりも男性に多い。
  4. ヘリコバクター・ピロリ除菌療法が有効である。
正解:4
問題 722025年リハビリテーション医学午前

脊髄損傷患者に生じる自律神経過反射について正しいのはどれか。

  1. 血圧上昇にはまず降圧薬を投与する。
  2. 腰髄損傷患者にみられる。
  3. 脳内出血を合併することはない。
  4. 難治性便秘が誘因となる。
正解:4
問題 742025年リハビリテーション医学午前

摂食嚥下機能について正しいのはどれか。

  1. 先行期では食物を認識する。
  2. 口腔期では食物を咀嚼し食塊を形成する。
  3. 咽頭期では食塊が咽頭へ送り込まれる。
  4. 食道期では食塊が食道へ送り込まれる。
正解:1
問題 752025年リハビリテーション医学午前

大腿骨頸部骨折に対する人工骨頭置換術後のリハビリテーションで、最も適切なのはどれか。

  1. 術直後から患側下肢の抵抗運動を開始する。
  2. 術後疼痛緩和のために極超短波療法を行う。
  3. 患側股関節の回旋運動を行う。
  4. 術後早期から荷重訓練を開始する。
正解:4
問題 782025年リハビリテーション医学午前

パーキンソン病におけるホーン・ヤールの重症度分類において、「姿勢反射障害を認めるが日常生活に介助は不要な状態」はどれか。

  1. ステージⅠ
  2. ステージⅡ
  3. ステージⅢ
  4. ステージⅣ
正解:3
問題 832025年臨床医学各論午前

次の症例について、問題83、84の問いに答えよ。 「17歳の男子。バイク走行中に転倒し救急搬送。ヘルメットの右外側に傷があり、右肩に外傷がある。右上肢は自動運動不能で知覚異常を認めた。意識は清明、独歩可能、脳神経に異常はない。」診断に有用性が最も低いのはどれか。

  1. CT検査
  2. MRI検査
  3. 筋電図検査
  4. 超音波検査
正解:4
問題 842025年臨床医学各論午前

次の症例について、問題83、84の問いに答えよ。 「17歳の男子。バイク走行中に転倒し救急搬送。ヘルメットの右外側に傷があり、右肩に外傷がある。右上肢は自動運動不能で知覚異常を認めた。意識は清明、独歩可能、脳神経に異常はない。」身体所見では肘の屈曲・手関節の背屈が不能で、手指の屈曲もできない。 上肢の骨折や関節の脱臼はない。損傷部位はどれか。

  1. 側頸部
  2. 腋窩部
  3. 上腕部
  4. 肘部
正解:1
問題 852025年臨床医学各論午前

次の症例について、問題85、86の問いに答えよ。「30歳の男性。右手小指のしびれを主訴に受診。手関節の可動域制限はないが、右肘関節の屈曲可動域は120度であった。幼少期に右肘関節骨折の治療歴がある。」身体所見上認められるのはどれか。

  1. 肘関節屈筋力低下
  2. 外反肘
  3. 下垂手
  4. 猿手
正解:2
問題 862025年リハビリテーション医学午前

次の症例について、問題85、86の問いに答えよ。「30歳の男性。右手小指のしびれを主訴に受診。手関節の可動域制限はないが、右肘関節の屈曲可動域は120度であった。幼少期に右肘関節骨折の治療歴がある。」障害神経はどれか。

  1. 筋皮神経
  2. 橈骨神経
  3. 正中神経
  4. 尺骨神経
正解:4
問題 872025年リハビリテーション医学午前

次の症例について、問題87、88の問いに答えよ。「78歳の肥満女性。以前から腰痛があった。3日前から左膝内側の痛みが出現。市販の外用薬を使用して様子をみていたが、歩行時痛が増強してきたため来院した。」診断に有用性が最も低いのはどれか。

  1. 間欠跛行の聴取
  2. 膝蓋跳動
  3. スパーリングテスト
  4. 下肢伸展挙上テスト
正解:3
問題 882025年臨床医学各論午前

次の症例について、問題87、88の問いに答えよ。「78歳の肥満女性。以前から腰痛があった。3日前から左膝内側の痛みが出現。市販の外用薬を使用して様子をみていたが、歩行時痛が増強してきたため来院した。」運動療法で適切でないのはどれか。

  1. 水中ウォーキング
  2. 体幹筋訓練
  3. 大腿四頭筋訓練
  4. 長距離歩行
正解:4
問題 892025年臨床医学各論午前

次の症例について、問題89、90の問いに答えよ。「55歳の男性。夕食にしめさばを食べ就寝したところ1時間半後に強い心窩部痛で覚醒、救急搬送された。下痢は認めなかった。」本疾患の発症について正しいのはどれか。

  1. イカの生食では発症しない。
  2. 一度発症したら二度と罹患しない。
  3. 食材の-20℃、48時間冷凍で予防できる。
  4. 細菌感染症である。
正解:3
問題 902025年臨床医学各論午前

次の症例について、問題89、90の問いに答えよ。「55歳の男性。夕食にしめさばを食べ就寝したところ1時間半後に強い心窩部痛で覚醒、救急搬送された。下痢は認めなかった。」本疾患について正しいのはどれか。

  1. 胃内視鏡治療を行う。
  2. アナフィラキシーは発症しない。
  3. 胃潰瘍を認める。
  4. 抗菌薬投与が有効である。
正解:1
問題 1002025年東洋医学概論午後

次の症例で最も適切な臓腑病証はどれか。「75歳の男性。夜間の頻尿と咳で不眠が続いている。口が乾き、から咳がみられ、腰膝酸軟と盗汗を伴う。舌質は痩、脈は細を認める。」

  1. 心腎不交
  2. 心肝血虚
  3. 肺脾気虚
  4. 肺腎陰虚
正解:4
問題 1072025年経絡経穴概論午後

経絡系統について正しいのはどれか。

  1. 経絡は正経十二経脈と奇経八脈で構成される。
  2. 経脈には十二経別が含まれる。
  3. 十二経筋は中焦から始まる。
  4. 十二皮部は臓腑と属絡関係にある。
正解:2
問題 1112025年経絡経穴概論午後

経穴の部位で正しいのはどれか。

  1. 顴髎は、頬骨弓の下縁中点と下顎切痕の間の陥凹部にある。
  2. 巨髎は、鼻唇溝中、鼻翼外縁中点と同じ高さにある。
  3. 和髎は、耳珠上の切痕と下顎骨の関節突起の間、陥凹部にある。
  4. 禾髎は、人中溝中点と同じ高さ、鼻孔外縁の下方にある。
正解:4
問題 1202025年経絡経穴概論午後

足の太陰経の五兪穴で、身体が重く関節が痛む際に用いる経穴の部位はど れか。

  1. 足の第1指、第1中足指節関節内側の遠位陥凹部、赤白肉際
  2. 足内側、第1中足指節関節内側の近位陥凹部、赤白肉際
  3. 足内側、内果の前下方、舟状骨粗面と内果尖の中央陥凹部
  4. 足関節前内側、前脛骨筋腱内側の陥凹部、内果尖の前方
正解:2
問題 1272025年東洋医学臨床論午後

次の症例で最も考えられる頭痛はどれか。「43歳の女性。月に15回以上の頭痛を自覚。ズキズキしたり、締め付けられたりする痛みがある。特に起床時に強く自覚。ここ1年は鎮痛薬を頻繁に服用している。頭部MRI検査では異常はない。」

  1. 群発頭痛
  2. 片頭痛
  3. 緊張型頭痛
  4. 薬物使用過多による頭痛
正解:4
問題 1282025年東洋医学臨床論午後

次の症例で最も考えられる疾患はどれか。「82歳の男性。1年前から両上肢の痛みとしびれ、半年前から両下肢のしびれが出現。物がつかみにくくなり、歩行もぎこちなくなった。四肢の深部反射亢進がみられる。ジャクソンテストは陰性。めまい、悪心はない。」

  1. バレー・リュー症候群
  2. 胸郭出口症候群
  3. 頸椎症性脊髄症
  4. 頸椎症性神経根症
正解:3
問題 1302025年東洋医学臨床論午後

次の徒手検査法と同様の病態を確認する検査はどれか。「肘関節伸展のまま肩関節を伸展すると肩関節前面に痛みが誘発され、この状態から肘関節を屈曲すると痛みが消失した。」

  1. ライトテスト
  2. スピードテスト
  3. ダウバーンサイン
  4. ペインフルアークサイン
正解:2
問題 1322025年東洋医学臨床論午後

次の症例で、患者に自由に文章を書かせたときにみられる所見として最も適切なのはどれか。「68歳の男性。利き手の静止時振戦、上肢の歯車様筋強剛、歩行時のすくみ足がみられる。」

  1. 吃書
  2. 書痙
  3. 小字症
  4. 自発書字障害
正解:3
問題 1332025年東洋医学臨床論午後

次の症例で最も適切な疾患はどれか。「50歳の男性。数日前から右の耳に痛みがあり、しばらくして難聴、同側の表情筋の麻痺と外耳孔の水疱が出現。」

  1. 脳幹梗塞
  2. ベル麻痺
  3. 聴神経腫瘍
  4. ラムゼイ ハント症候群
正解:4
問題 1342025年東洋医学臨床論午後

肘部管症候群の原因となる筋の触察部位として最も適切なのはどれか。

  1. 上腕骨内側上顆下縁から舟状骨
  2. 上腕骨内側上顆下縁から豆状骨
  3. 上腕骨外側上顆上縁から橈骨茎状突起
  4. 上腕骨外側上顆下縁から手関節後面横紋中央
正解:2
問題 1352025年東洋医学臨床論午後

次の症例で最も考えられる疾患はどれか。「75歳の男性。数か月前から両側の足趾の冷えとしびれを自覚。散歩中に下腿の痛みも出るが、休憩すれば歩くことができ、下肢の筋力低下はみられない。血圧は高く、喫煙歴は長い。ケンプテストは陰性。」

  1. 腰部脊柱管狭窄症
  2. 腰椎椎間板ヘルニア
  3. 閉塞性動脈硬化症
  4. 脊椎分離すべり症
正解:3
問題 1362025年東洋医学臨床論午後

次の症例で適切な局所治療部位はどれか。「42歳の女性。主訴は右の母指から中指にかけての痛みとしびれ。母指球・手根部には症状はない。手を振ると楽になることがある。ファレンテストは陽性。」

  1. 大陵と労宮の間
  2. 少海と孔最の間
  3. 小海と支正の間
  4. 消濼と曲池の間
正解:1
問題 1372025年東洋医学臨床論午後

次の症例で異常が認められる検査法として最も適切なのはどれか。「75歳の女性。100m程度の歩行で左下肢後面に痛みやしびれが出現するが、低い手押し車の使用で症状は出ない。足の冷感や膀胱直腸障害はない。」

  1. SLRテスト
  2. アキレス腱反射
  3. バビンスキー反射
  4. フライバーグテスト
正解:2
問題 1422025年東洋医学臨床論午後

下腿コンパートメント症候群と罹患筋の組合せで正しいのはどれか。

  1. 前方コンパートメント──長腓骨筋
  2. 外側コンパートメント──前脛骨筋
  3. 浅後方コンパートメント──ヒラメ筋
  4. 深後方コンパートメント──腓腹筋
正解:3
問題 1432025年東洋医学臨床論午後

体調管理を目的に来院した患者に脈診をしたところ、軽く軟らかで、力なく浮いている脈がみられたが、この季節には正常な脈と判断した。この季節として適切なのはどれか。

正解:3
問題 1442025年東洋医学臨床論午後

肌肉がしびれてだるさがみられる病証に対し、五刺を用いて治療するときの刺法として最も適切なのはどれか。

  1. 極めて浅くすばやく刺し、すばやく抜く。
  2. 関節部の筋に深く刺す。
  3. ニワトリの足のように分肉の間に刺す。
  4. 骨に至るまで深く刺し、真っすぐに抜く。
正解:3
問題 1452025年東洋医学臨床論午後

次の症例で最も適切な病証はどれか。「38歳の男性。主訴は円形の脱毛。脱毛は急速に起こった。頭皮は脂っぽく、赤みがあり、痒みを訴える。口渇、便秘、小便黄を伴う。舌質は紅、舌苔は黄、脈は数を認める。」

  1. 血瘀
  2. 血熱
  3. 気虚
  4. 陰虚
正解:2
問題 1472025年東洋医学臨床論午後

次の症例でみられる痰の性状で最も適切なのはどれか。「27歳の男性。主訴は咳と痰。咳は無力で、声に力がない。息切れ、倦怠感を伴い、疲れると症状が悪化する。舌質は淡、舌苔は薄白、脈は弱を認める。」

  1. 稀薄で透明な痰
  2. 白色で大量の痰
  3. 黄色く粘りのある痰
  4. 血の混じった痰
正解:1
問題 1482025年東洋医学臨床論午後

次の症例に対し、難経六十九難に基づき補法を行う治療穴はどれか。「82歳の女性。主訴は尿漏れ。くしゃみをしたり、重い荷物を持ったりするときに起こる。尿の回数は多く、足腰のだるさ、倦怠感を伴う。」

  1. 足臨泣
  2. 曲泉
  3. 束骨
  4. 復溜
正解:4
問題 1502025年東洋医学臨床論午後

次の症例の経脈病証はどれか。「53歳の男性。空腹感があるが食欲がない。呼吸が苦しくせき込む。寝ることを好んで起きたがらない。」

  1. 足の太陰経病証
  2. 足の少陰経病証
  3. 足の陽明経病証
  4. 足の少陽経病証
正解:2
問題 1512025年東洋医学臨床論午後

次の症例について、問題151、152 の問いに答えよ。「46歳の女性。夫の死をきっかけにうつ病を発症。悲観的思考となり、気力が極度に減退。食欲もなく、動悸・不眠・健忘を伴う。舌質は淡、脈は細弱を認める。」 病証として最も適切なのはどれか。

  1. 肝腎陰虚
  2. 肝気鬱結
  3. 心脾両虚
  4. 脾気下陥
正解:3
問題 1522025年東洋医学臨床論午後

「46歳の女性。夫の死をきっかけにうつ病を発症。悲観的思考となり、気力が極度に減退。食欲もなく、動悸・不眠・健忘を伴う。舌質は淡、脈は細弱を認める。」 治療の結果、食欲が出てきて、気力の減退も改善してきた。この時期に最も注意すべき症状はどれか。

  1. 幻聴
  2. 観念奔逸
  3. 強迫行為
  4. 自殺念慮
正解:4
問題 1532025年東洋医学臨床論午後

次の症例について、問題153、154 の問いに答えよ。「65歳の女性。右手関節部の骨折による変形が原因で、示指と中指の指先がしびれて、母指の動きが障害されるようになった。」 最も認められる徴候はどれか。

  1. 祈祷師の手
  2. ティアドロップサイン
  3. パーフェクトOの不整
  4. フロマン徴候
正解:3
問題 1542025年東洋医学臨床論午後

「65歳の女性。右手関節部の骨折による変形が原因で、示指と中指の指先がしびれて、母指の動きが障害されるようになった。」 骨折した骨として最も適切なのはどれか。

  1. 舟状骨
  2. 橈骨
  3. 尺骨
  4. 有鉤骨
正解:2
問題 1552025年東洋医学臨床論午後

次の症例について、問題155、156 の問いに答えよ。「35歳の男性。インスタント麺ばかり食べている。全身がだるく、最近は下肢にしびれがみられる。膝蓋腱反射は減弱し、近医でビタミン不足と言われた。」 不足しているビタミンはどれか。

  1. ビタミンA
  2. ビタミンB1
  3. ビタミンB12
  4. ビタミンD
正解:2
問題 1562025年東洋医学臨床論午後

次の症例について、問題155、156 の問いに答えよ。「35歳の男性。インスタント麺ばかり食べている。全身がだるく、最近は下肢にしびれがみられる。膝蓋腱反射は減弱し、近医でビタミン不足と言われた。」 症状改善に効果があるとされる、8つの腧穴の組合せに含まれるのはどれか。

  1. 膝陽関
  2. 内膝眼
  3. 陽陵泉
  4. 上巨虚
正解:4
問題 1572025年東洋医学臨床論午後

次の症例について、問題157、158 の問いに答えよ。「28歳の男性。職場でハラスメントを受けている。腹痛と下痢がひどく、出勤途中に数回トイレに行く。血便はなく、休日は症状が出ない。舌質は淡紅、舌苔は少、脈は弦を認める。」 疾患として最も適切なのはどれか。

  1. 胃食道逆流症
  2. 潰瘍性大腸炎
  3. 過敏性腸症候群
  4. 機能性ディスペプシア
正解:3
問題 1582025年東洋医学臨床論午後

次の症例について、問題157、158 の問いに答えよ。「28歳の男性。職場でハラスメントを受けている。腹痛と下痢がひどく、出勤途中に数回トイレに行く。血便はなく、休日は症状が出ない。舌質は淡紅、舌苔は少、脈は弦を認める。」 治療方針として最も適切なのはどれか。

  1. 肝と心の火を降ろす。
  2. 肝と脾の調和を図る。
  3. 肺と腎の陰液を補う。
  4. 心と腎の交わりを図る。
正解:2
問題 1592025年東洋医学臨床論午後

次の症例について、問題159、160 の問いに答えよ。「52歳の女性。右側の表情筋麻痺で来院。同側の額のしわ寄せは不能で、涙液減少、聴覚過敏、味覚障害、唾液分泌障害を伴う。」 四総穴の主治を踏まえて治療する場合、最も適切な経穴はどれか。

  1. 合谷
  2. 列欠
  3. 委中
  4. 足三里
正解:1
問題 1602025年東洋医学臨床論午後

次の症例について、問題159、160 の問いに答えよ。「52歳の女性。右側の表情筋麻痺で来院。同側の額のしわ寄せは不能で、涙液減少、聴覚過敏、味覚障害、唾液分泌障害を伴う。」 後遺障害として出現の可能性が最も高いのはどれか。

  1. ワニの涙
  2. 眼球陥凹
  3. 眼瞼下垂
  4. 共同偏視
正解:1
問題 1692025年はり理論午後

下行性抑制系について最も適切なのはどれか。

  1. 侵害受容ニューロンの興奮により賦活する。
  2. 中脳水道周囲灰白質のGABA作動性ニューロンの興奮により賦活する。
  3. 脊髄前側索を下行する。
  4. ヒスタミンが関与する。
正解:1
問題 1772025年きゅう理論午後

施灸局所に起こる軸索反射について適切なのはどれか。

  1. 血漿が漏出する。
  2. ノルアドレナリンが関与する。
  3. Aβ線維の興奮によって生じる。
  4. 特異的侵害受容ニューロンが関与する。
正解:1