次の症例について、問題83、84の問いに答えよ。 「17歳の男子。バイク走行中に転倒し救急搬送。ヘルメットの右外側に傷があり、右肩に外傷がある。右上肢は自動運動不能で知覚異常を認めた。意識は清明、独歩可能、脳神経に異常はない。」身体所見では肘の屈曲・手関節の背屈が不能で、手指の屈曲もできない。 上肢の骨折や関節の脱臼はない。損傷部位はどれか。
- 側頸部
- 腋窩部
- 上腕部
- 肘部
解答・解説
正解:1
○ 1. 側頸部
バイク事故で肩と頭部が引き離されるような外力による「腕神経叢損傷(全型:C5-T1領域)」の典型例です。腕神経叢は「側頸部(鎖骨上窩)」に位置するため、ここが損傷部位となります。
✕ 2. 腋窩部
腋窩部での損傷であれば、通常は腋窩神経以下の局所的な障害となります。本症例のような全上肢の麻痺(全型)は、より中枢の神経叢損傷を示唆します。
✕ 3. 上腕部
上腕部での骨折や外傷では、橈骨神経麻痺や正中神経麻痺などが起こり得ますが、本症例のように上肢全体の運動・感覚が障害されることはありません。
✕ 4. 肘 部
肘部での損傷では、それより近位の機能(肘屈曲など)は保たれるはずです。
この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。