2024年(第32回)鍼灸師国家試験 問題 105(解答・解説)

問題 1052024年東洋医学概論午後

次の文で示す病証に対する鍼の補瀉手技で適切なのはどれか。「21歳の男性。昨日、薄着で外出したところ、今朝から悪寒と頭痛を自覚した。咳、痰はみられない。脈は浮緊を認める。」

  1. 刺入後、押手を揺るがせる。
  2. 刺入後、細かく鍼を回転させる。
  3. 呼気時に刺入し、吸気時に抜鍼する。
  4. 浅く刺入し、後に深くする。

解答・解説

正解:1

○ 1. 刺入後、押手を揺るがせる。
刺入した鍼を揺り動かして鍼孔を広げ、邪気を外に漏らす方法は「瀉法(開闔補瀉の瀉)」です。本症例に適しています。

✕ 2. 刺入後、細かく鍼を回転させる。
旋撚術ですが、補瀉の意味合いは手技の詳細によります。選択肢1の方が明確な瀉法の手技として定義されています。

✕ 3. 呼気時に刺入し、吸気時に抜鍼する。
「呼内吸出」は「補法」です(呼吸補瀉)。瀉法は「吸内呼出」です。

✕ 4. 浅く刺入し、後に深くする。
「浅く入れて深く進める(衛から営へ)」のは「補法」です。瀉法は「深く入れて浅く引く(営から衛へ)」です。


この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。

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