次の文で示す症例について、問題85、問題86 の問いに答えよ。 「60歳の女性。数年前から左手の振戦を生じ、次第にすくみ足、寡動を認めるようになり、近医にて診断を受け、投薬が開始された。」歩行障害に対するリハビリテーションとして最も適切なのはどれか。
- 歩行速度を上げるように指示する。
- メトロノームを用いた訓練を行う。
- 継ぎ足歩行をさせる。
- 坂道での訓練を行う。
解答・解説
正解:2
✕ 1. 歩行速度を上げるように指示する。
焦らせると突進現象を誘発し転倒のリスクが高まります。
○ 2. メトロノームを用いた訓練を行う。
パーキンソン病患者は、自発的なリズム形成が困難になりますが、外部からの視覚的・聴覚的刺激(手がかり:キュー)を利用すると動作が改善する特性があります(矛盾性運動)。メトロノームのリズムに合わせることで歩行がスムーズになります。
✕ 3. 継ぎ足歩行をさせる。
これは小脳失調の検査やバランス訓練であり、すくみ足の改善策としては一般的ではありません。
✕ 4. 坂道での訓練を行う。
平地より負荷が高く、すくみ足を誘発する可能性があります。
この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。