2023年(第31回)鍼灸師国家試験 問題 144(解答・解説)

問題 1442023年東洋医学臨床論午後

次の文で示す病証で最も適切なのはどれか。「31歳の男性。主訴は悪心・嘔吐。業務の繁忙とともに食欲がなくなり、上腹部の膨満感、胸脇部の脹痛を自覚するようになった。精神的な緊張によって噯気が頻回に起こる。脈は弦を認める。」

  1. 気虚証
  2. 気陥証
  3. 気脱証
  4. 気逆証

解答・解説

正解:4

気病の弁証に関する問題です。
症状:精神的ストレス(肝気鬱結)に伴い、悪心・嘔吐・噯気(げっぷ)=「胃気上逆」が見られます。

✕ 1. 気虚証
倦怠感や息切れなどのエネルギー不足症状が主になります。

✕ 2. 気陥証
胃下垂や脱肛など、臓器を持ち上げる力の低下が見られます。

✕ 3. 気脱証
大汗、意識障害など、気が外部へ漏れ出す危篤状態です。

○ 4. 気逆証
気が本来の下行すべき方向へ行かず、上逆している状態です。胃気上逆による悪心・嘔吐・噯気や、肝気上逆によるイライラ・頭痛などが該当します。本症例は「肝気犯胃」による気逆の病態です。


この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。

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