2023年(第31回)鍼灸師国家試験 問題 143(解答・解説)

問題 1432023年東洋医学臨床論午後

次の文で示す病証が進行した場合、みられやすい症状はどれか。「39歳の女性。主訴は眼精疲労。長時間のデスクワークで目がかすむ。日頃から眠りが浅く、爪の血色が悪い。舌苔は薄白、脈は細数を帯びてきた。」

  1. 消渇
  2. 盗汗
  3. 厭食
  4. 譫語

解答・解説

正解:2

現状の病証:目のかすみ(肝血虚)、爪の血色不良(肝血虚)、眠りが浅い(心血虚)。「肝血虚」をベースに、「脈が細数(さいさく)を帯びてきた」ことから、陰血不足による「虚熱(陰虚)」が生じ始めていると推測されます。

✕ 1. 消渇(しょうかつ)
主に肺・胃・腎の陰虚(燥熱)で見られます。糖尿病のような症状です。

○ 2. 盗汗(とうかん)
血虚から「陰虚(肝腎陰虚など)」へと進行した場合、虚熱により寝汗(盗汗)が出現しやすくなります。

✕ 3. 厭食(えんしょく)
食欲不振のこと。主に脾胃の病変で見られます。

✕ 4. 譫語(せんご)
うわごとのこと。陽明腑実証などの実熱(高熱)で見られます。


この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。

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