2022年(第30回)鍼灸師国家試験 問題 150(解答・解説)

問題 1502022年東洋医学臨床論午後

次の文で示す病証に対する経脈を考慮した治療穴として適切なのはどれか。「65歳の男性。2日前に新型コロナワクチン接種を受けたところ、肩を外転すると強い痛みを自覚する。悪寒、発熱、頭痛はない。肩の屈曲、伸展痛もない。」

  1. 魚際
  2. 天泉
  3. 液門
  4. 前谷

解答・解説

正解:3

症状:「肩の外転時痛」
肩関節の外転動作に主に関与するのは「三角筋中部線維」や「棘上筋」です。

この部位(肩の外側・上面)を走行する経脈は?
* 手の少陽三焦経:肩峰の外側~後側を通り、外転運動に関連が深いです(肩髎穴など)。
* 手の陽明大腸経:肩峰の前側を通ります(肩ぐう穴など)。
屈曲(前方挙上)や伸展(後方挙上)に痛みがないことから、純粋な外転痛(側面)=「少陽経」の障害と考えられます。
治療穴として、少陽三焦経の経穴を選びます。

✕ 1. 魚際
肺経の穴です。

✕ 2. 天泉
心包経の穴です。

○ 3. 液門
手の少陽三焦経の「滎水穴」です。三焦経の経気調整に適しています。

✕ 4. 前谷
手の太陽小腸経の穴です(小腸経は肩の後面を通ります)。


この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。

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