2022年(第30回)鍼灸師国家試験 問題 138(解答・解説)

問題 1382022年東洋医学臨床論午後

スポーツ障害と罹患筋に対する治療穴の組合せで最も適切なのはどれか。

  1. 上腕二頭筋長頭腱炎────────肩髎
  2. 肩インピンジメント症候群─────肩外兪
  3. ジャンパー膝───────────鶴頂
  4. シンスプリント──────────闌尾

解答・解説

正解:3

✕ 1. 上腕二頭筋長頭腱炎 ──────── 肩髎
肩髎は「肩峰の後下方(三角筋後部)」にあります。長頭腱炎の圧痛点は結節間溝(肩の前方)にあり、「肩ぐう(肩峰の前下方)」やその下方の長頭腱上が適切です。

✕ 2. 肩インピンジメント症候群 ───── 肩外兪
インピンジメント(衝突)は主に棘上筋腱や肩峰下滑液包で起こります。肩外兪(第1胸椎下外方3寸)は肩甲骨内側縁付近であり、病変部(肩峰下)とは離れています。「巨骨」や「肩髎」などが近いです。

○ 3. ジャンパー膝 ─────────── 鶴頂
ジャンパー膝(膝蓋腱炎)は、膝蓋骨下極(膝蓋腱起始部)や膝蓋骨上極(大腿四頭筋腱付着部)に痛みが出ます。「鶴頂(かくちょう)」は膝蓋骨底の中央上際にある奇穴で、大腿四頭筋腱付着部炎の治療点として適切です。

✕ 4. シンスプリント ────────── 闌尾
シンスプリントは下腿内側(ヒラメ筋・後脛骨筋付着部)の痛みです。「闌尾(らんび)」は足三里の下約2寸(下腿前面・外側)にある虫垂炎の名穴であり、部位が異なります。シンスプリントなら「三陰交」や「漏谷」付近の内側縁が適切です。


この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。

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