2022年(第30回)鍼灸師国家試験 問題 130(解答・解説)

問題 1302022年東洋医学臨床論午後

次の文で示す症例に対する局所治療穴として最も適切なのはどれか。「38歳の女性。家事や子どもの世話が忙しく、最近になって手関節に痛みを感じるようになった。アイヒホッフテスト陽性。」

  1. 内関
  2. 合谷
  3. 列欠
  4. 陽池

解答・解説

正解:3

ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)の症例です。

症状:手関節(橈側)の痛み。
検査:アイヒホッフテスト(フィンケルシュタインテスト変法)陽性 = 母指を握り込んで手首を尺屈させると痛む。
障害部位:長母指外転筋腱と短母指伸筋腱(第1伸筋区画)。
治療穴:この腱鞘上にある経穴を選びます。

✕ 1. 内関
手首の中央(掌側)にあり、正中神経領域です。

✕ 2. 合谷
第1・第2中手骨間にあり、母指球筋や内転筋へのアプローチにはなりますが、腱鞘炎の局所(橈骨茎状突起付近)からは少しずれます。

○ 3. 列欠
列欠(または経渠)は、長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の走行上に位置し、ドケルバン病の局所治療点として最適です。

✕ 4. 陽池
手首の中央(背側)にあり、総指伸筋腱付近です。


この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。

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