次の文で示す症例について、問題83、問題84の問いに答えよ。「65歳の男性。左片麻痺と意識障害を生じた。頭部CT検査にて右被殻出血と診断され、保存的治療を受けた。リハビリテーションの評価において視覚の見落としが著明であった。」本患者の高次脳機能障害はどれか。
- 失行
- 注意障害
- 記憶障害
- 遂行機能障害
解答・解説
正解:2
症状:「視覚の見落としが著明」(特に左側を見落とすことが多い)=「左半側空間無視(USN)」の特徴です。
✕ 1. 失行
運動麻痺などがないにもかかわらず、目的動作が遂行できない状態(観念運動失行など)。主に左脳(優位半球)損傷で見られます。
○ 2. 注意障害
半側空間無視は、空間性注意障害の一種とされます。また、右脳損傷では全般的な注意障害も生じやすいです。
✕ 3. 記憶障害
海馬や視床などの損傷で見られます。
✕ 4. 遂行機能障害
前頭葉損傷で見られる、計画を立てて実行する能力の障害です。
この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。