2021年(第29回)鍼灸師国家試験 問題 154(解答・解説)

問題 1542021年あん摩マッサージ指圧理論午後

次の文で示す症例について、問題153、問題154 の問いに答えよ。「72歳の男性。主訴は頻尿。難聴がある。トイレは我慢できるが、夜間に少量の尿失禁があり、前立腺肥大症と診断された。以前から腰が冷えてだるい。舌は淡、脈は弱を認める。」治療方針として最も適切なのはどれか。

  1. 陰液を補う。
  2. 陽気を補う。
  3. 精の漏出を防ぐ。
  4. 痰を取り除く。

解答・解説

正解:2

腎陽虚(下元虚冷)の弁証です。

症状:
「頻尿・尿失禁(腎の固摂失調・気化失調)」「難聴(腎は耳に開竅)」「腰が冷えてだるい(腎陽虚)」「舌淡・脈弱(陽虚・気虚)」。

病証:
腎陽虚証。

✕ 1. 陰液を補う。
陰虚(虚熱)ではありません。

○ 2. 陽気を補う。
腎陽を補い(温補腎陽)、膀胱の気化作用を回復させ、冷えを改善する治療が必要です。

✕ 3. 精の漏出を防ぐ。
遺精などの治療方針です。

✕ 4. 痰を取り除く。
痰湿の所見(膩苔など)はありません。


この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。

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