2021年(第29回)鍼灸師国家試験 問題 151(解答・解説)

問題 1512021年あん摩マッサージ指圧理論午後

次の文で示す症例について、問題151、問題152 の問いに答えよ。「45歳の女性。主訴は倦怠感。1か月前より強くなった。寒がりで、動作が緩慢である。食欲低下、便秘、月経過多、徐脈を認める。」最もみられる身体所見はどれか。

  1. 体重減少
  2. 頸部腫脹
  3. 圧痕が残る浮腫
  4. 深部反射亢進

解答・解説

正解:2

甲状腺機能低下症(橋本病など)を疑う症例です。
症状:倦怠感、寒がり(易疲労・低代謝)、動作緩慢、食欲低下、便秘、徐脈、月経過多。
所見:これらはすべて甲状腺機能低下症の特徴的症状です。

✕ 1. 体重減少
代謝低下により、食欲がなくても「体重増加」が見られます。

○ 2. 頸部腫脹
橋本病(慢性甲状腺炎)では、甲状腺が全体的に硬く腫大(びまん性甲状腺腫)することが一般的です。

✕ 3. 圧痕が残る浮腫
甲状腺機能低下症では、ムコ多糖類の沈着により「圧痕を残さない浮腫(粘液水腫)」が見られます(圧痕が残るのは心不全や腎不全など)。

✕ 4. 深部反射亢進
筋弛緩時間の延長により、アキレス腱反射などの深部腱反射は「減弱~遅延」します。


この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。

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