2021年(第29回)鍼灸師国家試験 問題 135(解答・解説)

問題 1352021年東洋医学臨床論午後

次の文で示す症例の神経絞扼部に対する刺鍼部位として最も適切なのはどれか。「28歳の女性。職業は鍼灸師。回外位で左前腕にカバンを引っかけて持つことが多く、内側上顆から肘窩内側縁に沿った張り感とともに左手掌橈側にしびれを自覚する。最近、左手で艾を捻ることが困難である。」

  1. 孔最と少海の間
  2. 曲池と曲沢の間
  3. 間使と大陵の間
  4. 手三里と支正の間

解答・解説

正解:1

* 症状:前腕前面の張り、手掌橈側(正中神経領域)のしびれ。
* 運動障害:艾を捻る動作(対立運動や回内運動の繰り返し)が困難。円回内筋の酷使を示唆します。
* 絞扼部位:円回内筋(上腕頭と尺骨頭の間)で正中神経が絞扼されます。
円回内筋への刺鍼部位を選びます。

○ 1. 孔最と少海の間
孔最(肺経:前腕前外側)と少海(心経:肘内側)の間という表現は少し広範囲ですが、解剖学的に円回内筋の走行(内側上顆から橈骨外側面へ斜めに走る)と一致するエリア、あるいは円回内筋の圧痛点を指していると考えられます。

✕ 2. 曲池と曲沢の間
上腕二頭筋腱の外側~内側。円回内筋より近位あるいは外側です。

✕ 3. 間使と大陵の間
手首付近(手根管)です。

✕ 4. 手三里と支正の間
前腕伸側(橈側~尺側)であり、円回内筋(屈側)とは反対側です。


この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。

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