次の文で示す症例について、問題85、問題86の問いに答えよ。「75歳の男性。脚立から落下し、手足が動かなくなった。非骨傷性脊髄損傷と診断され入院した。肘関節の屈曲は可能、手関節の伸展と屈曲および肘関節の伸展は不能であった。」退院時には屋内歩行が可能となったが、箸がうまく使えなかった。退院の準備として正しいのはどれか。
- 長下肢装具の作製
- 意思伝達装置の導入
- 歩行ロボットの導入
- 食事に対する自助具の作製
解答・解説
正解:4
高齢者の転倒などで起こりやすく、脊髄の中心部(灰白質付近)が障害されるため、下肢よりも「上肢(特に手指)」の麻痺が重く残るのが特徴です(下肢の機能は外側の白質を通るため保たれやすく、歩行可能になることが多いです)。
「箸がうまく使えない(巧緻運動障害)」に対するアプローチが必要です。
✕ 1. 長下肢装具の作製
屋内歩行が可能となっているため、不要です。
✕ 2. 意思伝達装置の導入
発話機能は保たれており、不要です。
✕ 3. 歩行ロボットの導入
歩行可能であり、優先度は低いです。
○ 4. 食事に対する自助具の作製
手指の巧緻性が低下しているため、箸の代わりにスプーンやフォーク、あるいはユニバーサルカフ(万能カフ)などの自助具を用いることで、自立した食事摂取を支援するのが適切です。
この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。